文章の媒体で言うことでもないですが、生まれてからずっと痩せ型でした。
25歳くらいまでは胃下垂で食べても食べても太らなかった。
ずっとずっとそういう体質なんだと思ってました。
そんな私が生活週間も変わってないのに、急に太り始めて、遂には1年間でプラス10キロ。
パニックでした。
周りからはいじられ半分、心配半分で太ったと言われるし。電車通勤から徒歩に変えたり、食事制限をしたりしたけど、一向に体重は落ちないまま。
「年齢のせいかな」そう思うようにしても、頑張っても頑張っても体重が落ちないことがショックでした。
自分の体が自分のコントロールできないところに行くようで怖かった。
会社の健康診断でも、半笑いのお医者さんから「太りすぎだねー」と一言。そんなこと自分が一番わかってる。
低いながらも少しずつ積み上げてきた自己肯定感もどん底でした。見た目が全てじゃないことは百も承知でも、太る前の自分の方が好きだった。
そんな私が病院に行くように言われたのは、次の年の健康診断のことでした。